経歴 株式会社シーエムプラス 代表取締役会長。技術士(総合技術監理、サービス・マネジメント)、認定コンストラクション・マネージャー。 1980年食品会社に入社。粉粒体ハンドリング機器開発ならびにプラント設計・施工管理に従事。1991年、大手エンジニアリング会社に転じ、18年間にわたり国内ならびにメガファーマを含む海外の大型医薬品工場建設プロジェクトにおいて、エンジニアリング・マネージャー、プロジェクト・マネージャーを歴任した。現場で阪神大震災を被災し、以降4ヶ月間、復旧工事の陣頭指揮を執り、不測の事態を乗り越えプロジェクトを成功に導いた実績を持つ。 2009年に株式会社シーエムプラスに入社、コントラクターのプロジェクト・マネージャーとしての豊富な経験を基に、顧客側に立場で基本計画/設計、見積引合/評価、工事契約、機器調達、詳細設計、施工管理、C&Qの全てのフェーズに亘り、プロジェクト・マネジメントをサポートしている。また、建築設備、生産設備の担当エンジニアとしての実績も多く、守備範囲が広い。
2021/04/02 AD 施設・設備・エンジニアリング
プロジェクトを成功に導くための手順について、ユーザー(製薬会社)の視点で紹介する。
医薬品工場建設のノウハウ -プロジェクトの成功に向けて- 【第5章 番外編】
調達・契約 コラム_コントラクター、サプライヤーに対する監査 5.1 コントラクター、サプライヤーに対する監査 5.1.1 コンサルティング会社に対する監査の必要性 医薬品の製造には原料メーカー、包装資材メーカ、そして原薬、製剤の外部委託先、試験委託先、倉庫、配送センターなどにより構成さ
2020/08/22 AD 施設・設備・エンジニアリング
医薬品工場建設のノウハウ -プロジェクトの成功に向けて-【第4章-4】③
【第4章-4】③ プロジェクトのリスク管理について 4.1 プロジェクトのリスク管理について 4.1.1 リスク管理とリスクマネー プロジェクトには計画時に予見が困難な不確実性(リスク)が内在しており、プロジェクトの進捗と共に顕在化して想定外の事象(クライシス)を発生させる可能性がある。
2016/06/15 AD 施設・設備・エンジニアリング
医薬品工場建設のノウハウ -プロジェクトの成功に向けて-【コラム-4】
コラム-4 CAPEXとOPEX、設備投資の採算性評価 設備投資は、新製品の製造、生産量の拡大、省エネや自動化による製造原価の低減など目的は様々ですが、設備投資の計画内容について経済性計算を行い、その必要性、妥当性を検証しておく必要があります。 具体的には、生産プロセスや年間生産量を基に、施設の規模
2015/08/27 AD 施設・設備・エンジニアリング
医薬品工場建設のノウハウ【第1章 序】
医薬品工場建設のノウハウ-プロジェクトの成功に向けて- 監修:中尾 明夫、河須崎 勝美、田中 信夫 執筆:藤岡 徹夫 第1章 目次 1.1 連載の目的と構成 1.2 プロジェクトとは 1.3 プロジェクト失敗の原因 1.4 プロジェクト計画とコントロール(PDCA)の重要性 1.5 WBS、コントロ
2015/08/03 AD 施設・設備・エンジニアリング
建設におけるCM方式
建設プロジェクト管理の主な要素は,製造業と同じくQ(品質),C(コスト),D(納期)であるが,その多くはコストに帰結される.すなわちプロジェクト成功の可否は,精度の高い予算策定と綿密な予算管理に影響を受ける.本稿では,建設プロジェクトの一般的なフェーズと各フェーズにおける見積りの目的と手法,契約の種