経歴
1976年テルモ株式会社入社。輸液・ディスポ製品製造工場のQC業務に従事したのち、研究開発部門に移動。注射剤、経口固形剤および腹膜透析剤等医薬品の開発。プレフィルド用シリンジ、薬物徐放性ステントおよび癒着防止材等の医療機器の開発を行った。現在フリー。1999年日本PDA製薬学会参加、QAQC、無菌製品GMP、メディカルデバイス委員会、学術誌、年会委員、プレフィルドシリンジセミナーの企画等の活動、理事等を経て特別顧問(現在)。
2026/04/24 AD 医療機器
製剤の製造工程について
プレフィルドシリンジの製剤設計【第4回】
今回は、プレフィルドシリンジ製剤の製造工程についてお話しする。 1.製造工程の開発 プレフィルドシリンジ製剤の製造ラインは、バイアル製剤の製造工程に追加してキャップ、プランジャーストッパー(ガスケット)、シリコンオイルおよびプランジャー等の資材が追加される工程となる。図1 に最終滅菌製剤の製造工程フ
2026/03/27 AD 医療機器
シリンジに使用される構成材料とその性質
プレフィルドシリンジの製剤設計【第3回】
今回は、シリンジに使用される構成材料とその性質について概説する 本文で用いるシリンジの名称はPDAテクニカルレポート73(以下TR 73 と略す)1)に合わせて図1 の名称を用いる。また,TR 73 に記載のない、ノズル、キャップを追加して用いる。図1 に記載がないが使用する可能性があるものとして、
2026/02/27 AD 医療機器
プレフィルドシリンジ(PFS)の処方設計
プレフィルドシリンジの製剤設計【第2回】
プレフィルドシリンジ(PFS)の処方設計 1.候補薬物の物理化学的性質 プレフィルドシリンジになっている薬物としては次のようなものが市販されている。 例示 ・栄養輸液配合用:総合ビタミン剤、各種電解質及び糖製剤 ・緊急時に繁用される薬剤:エピネフィリン、ニトログリセリン、リドカイン ・ヒアルロン酸ナ
2026/01/30 AD 医療機器
プレフィルドシリンジとは何者なのかについて
プレフィルドシリンジの製剤設計【第1回】
はじめに 本特集では、一つの化合物をプレフィルドシリンジとして研究・設計・製造する過程で検討する必要がある項目について6回にわたって述べる予定である。 まずは、プレフィルドシリンジとは何者なのかについて、確認したい。 続けて処方設計、シリンジの構成部品、製造工程設計、規格及び試験方法、最後に製造バリ