2020.09.18.FRI

建設プロジェクトマネジメント

海外工場建設プロジェクトの進め方 10回シリーズ【第1回】

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執筆者:塚田 進

アジアで工場を建設しようとした場合、その国の法整備が未熟だったり、インフラが未整備だったり、事前に検討すべき項目や、遂行中にも注意すべき項目は多義にわたります。ここでは、シーエムプラスの海外情報HP開設記念として、「海外工場建設プロジェクトの進め方」というタイトルで10回にわたり海外工場建設の基本的な留意点を掲載してゆきたいと思います。今後、以下のテーマで1,2週間に1回ずつ掲載してゆきますので参考にしてください。尚、執筆者の筆の進み具合でタイトルに変更が出てくるかもしれません。その場合はご容赦ください。
 
第1回:建設地の決定
第2回:工場具体化検討(基本設計段階)
第3回:工事会社候補の選定
第4回:工事引合書の作成
第5回:工事契約書の注意点
第6回:見積提案書の評価と工事会社選定
第7回:設計遂行
第8回:工事遂行
第9回:完成直前、引渡し
第10回:検収・引渡し後

さらにプロジェクト遂行全体の知識を理解したいという方は、世に出回っている書籍を参照するか、医薬工場建設プロジェクトであれば弊社運営のGMPプラットフォームウェブサイト(https://www.gmp-platform.com/)に掲載中の「医薬品工場建設のノウハウ」にも詳細が記述されていますので合わせてご参照ください。また、本稿では海外に進出すべきかというような経営判断の上流部分には触れていません。財務的投資体力チェック、投資対効果評価、マーケットリサーチ、持続可能性、現地パートナー検討、主要リスク評価など経営者が判断基準にすべき項目は記事としては一般化し難い事項です。しかしながら、現地パートナー探しなども含めこれらビジネス開発支援も弊社サービスメニューとしていますので、海外進出でお悩みをお持ちの企業様はぜひ当社ホームページのお問い合わせ窓口までご連絡ください。

それでは、「海外工場建設プロジェクト遂行」第1回目を始めます。

 
第1回:建設地の決定
海外に工場を建設する場合、おそらく多くの皆様はインターネットでその国の関連法規や工業団地情報、優遇策などを調査されると思います。それらは様々な情報源にちらばっており、JETRO,日本アセアンセンターなどのホームページに多くの情報が存在します。本稿を掲載している弊社ホームページでもそれらのリンクや情報を集約していますのでぜひ活用ください。

マーケット、税制、労働者保護規則、給与レンジ、政治リスクなどを熟考後に進出する国を決定したら、その国内のどこに工場を建設するかを決める段階になります。すでにその国の実情を熟知されている企業様では独自に土地権利を購入することもあると思いますが、まず、候補となるのは開発済の工業団地ではないでしょうか。しかも、日系企業がデベロッパーにとなっている工業団地が人気です。

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この記事のつづきは、以下サイトにて無料で閲覧できます。
海外工場建設情報プラットフォーム
海外工場建設プロジェクトの進め方-VOL.1

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塚田 進

塚田 進

株式会社シーエムプラス 執行役員。
1級建築士、認定コンストラクションマネージャー(日本CM協会)。
1983年大手エンジニアリング会社入社。大型EPC案件の土木・建築を中心とした国内・海外プラント設計、海外現場管理を経験。エンジニアリング マネージャー、建築部部長代行を経て、2006年同社インドネシア法人社長に就任。700余名の現地社員を率い2014年まで企業運営とインドネシア国内中小案件をリード。海外駐在は、インドネシア、UAE, タイ、イラン、中国、カタール等、延べ15年以上に及ぶ。2016年株式会社シーエムプラスに入社。 国内外固形製剤工場、食品関連工場、医療機器製造設備等において顧客側コンサルタントとしてプロジェクトマネジメント業務(基本設計、ゼネコン引合い・評価、遂行管理等)に従事。2018年4月より現職。