2020.05.15.FRI

ユーティリティ

エッセイ:エイジング話【第15回】

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執筆者:布目 温

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 「免許取得おめでとう」と送られたメールを見ながら運転をしていた若者が橋から落ちたという、不謹慎だが笑ってしまうような外国からの光景が、朝のNHKニュースで紹介されました。 
 65歳以上が、自家用車を購入するときサポカー補助金が交付されるとTVコマーシャルで知り、新車展示場を覗いたら、商談室は高齢者の家族連れで賑わっておりました。これは頻繁している高齢者事故への対応策です。
 民放の夕方ニュースでは、車がコンビニ店内に飛びこんだ画像が紹介され、一瞬高齢者のペダルを踏み違え事故かと思うと、今度は、免許を取り立ての18歳少年の運転ミスだと伝えられました。
 サポカー補助金は、経済産業省と国土交通省から自家用と事業用高齢運転者を対象にした新制度ですが、若者運転者もサポカーは必要と思う事故です。
・・・
 さて、飲料容器はこの50年にシングルユースが進みました。小容量ペットボトルが出回った頃には、使い捨てが懸念され発売の是非が問われましたが、最近は官邸会議の場にもお茶ボトルが配られています。
 コーヒーショップでも、テイクアウト用だった紙コップが店内でも使われ、特別に頼まないと陶磁器製のカップアンドソーサーに入れてもらえません。病院など待合室で見かける自動給茶器も紙コップが使われます。
 一方で、使い捨ては逆風であり昨年の大阪サミットでは、海洋に投棄されたプラスチックごみ問題が取り上げられました。買い物籠を持参しレジ袋は貰わない、水筒を持参しペットボトルは買わない・使わない、50年前の生活様式への逆戻りが求められています。
 写真は、掴む力が弱くなった母から頼まれたマグカップです。3本指を入れられるのでうっかり落とすことがなく、毎朝のたっぷり砂糖を入れたコーヒー用に、もう50年間は使い続けているテーブル上に毎朝あります。
 
取手の大きなマグカップ
50年もののテーブルの上で

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布目 温

布目 温

布目技術士事務所
技術士 衛生工学部門:水質管理
1972年栗田工業(株)入社、1992年野村マイクロ・サイエンス(株)入社。2011年布目技術士事務所(製薬用水コンサルタント)開設。製薬用水のスペシャリスト。