通訳あるあるネタ【第30回】

今回は激動の2020年を振り返り、リモート監査のべスプラを共有したいと思います。

2019年の年末に武漢での呼吸器疾患の集団発生のニュースが入り、年明けから新型コロナウイルス感染症の話題が増え、2月末から出張案件が相次いでキャンセルになりました。3月中旬の西日本への出張を最後に、7月半ばまで出張はゼロ。通訳の仕事を始めて四半期以上経ちますが、こんなことは初めてでした。

欧米当局による査察はすべてキャンセルになりましたが、ベンダー監査やQA監査はハイブリッド又は完全リモートで実施のケースが増えてきています。ハイブリッドは、国内のauditor(日本人又は日本在住の外国人)がオンサイト監査を実施、海外のauditorがリモートで参加する形式です。完全リモート実施の場合は、バーチャルツアーと書面調査をPCやタブレット、その他のテクノロジーを駆使して行います。リモート書面調査では、電子ファイルはZoom等で容易に共有できますが、紙媒体の資料の共有が課題でした。以前はPDFファイルに変換して共有フォルダ等に格納していましたが、最近は高解像度の書面カメラ(ELPDC21等)をPCに繋ぎ、ZoomやTeams等のプラットフォームでリアルタイムに画像を共有するケースが増えました。

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